認知症サポーターをご存知ですか?

ここには、私を含めて3名の認知症キャラバンメイトがいます。
全国キャラバンメイト連絡協議会では10年間で100万人の認知症サポーターを作ろうというキャンペーンを行っています。
つまり、わたしたちキャラバンメイトの仕事は、みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域を作っていくためのお手伝いです。
認知症は85歳以上では、4人に1人と言われている、ありふれた「病気」です。
現在、認知症の人は約170万人、今後20年で倍増する事が予想されます。
認知症の人は、ちょっとした手助けがあれば在宅生活を続ける事が可能ですが、まだまだ偏見が残っており、本人や家族が苦しんでいる事も珍しくありません。
認知症サポーターには、何か特別な事をして貰うものではありません。
認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を暖かく見守る支援者になってもらいます。
そのうえで、自分のできる範囲で隣人、商店、交通機関、あるいは街で働く人として、ほんの少し手助けしていただきます。
「何かお手伝いする事はありますか?」そんな一言で救われる方が沢山いらっしゃいます。
こころのバリアフリー社会を作る事が認知症サポーターの役割です。
そして私達「認知症キャラバンメイト」はこの、認知症サポーターの育成に協力させて頂いております。
あなたの地域にも、キャラバンメイトはいらっしゃいますか。